スクリーンショットやWebから保存した画像を紙いっぱいに印刷すると、画面では読めた文字や輪郭がぼやけることがあります。DPIの表示値ではなく、画像の実際のピクセル数と印刷する大きさを確認します。
画面で鮮明でも印刷でぼやける理由
画面では画像を縮小して表示するため、少ないピクセルでもきれいに見えることがあります。印刷時にA4まで拡大すると、同じピクセルを広い範囲へ配置するためPPIが下がります。
たとえば1920 × 1080 pxの横長スクリーンショットをA4横へ全体表示すると、短辺側の条件によって実効PPIが決まります。さらにA4の縦横比へ合わせて切り抜くと、使えるピクセル数は減ります。
画像印刷サイズチェックで確認する
画像を印刷できる大きさと解像度を確認する方法で対象画像を選びます。IMAGE_LOW_RESOLUTION、a4-ppi-caution、a4-ppi-low が表示されたら、A4全面では粗さが見えやすい可能性があります。
このツールはピンぼけ、JPEG圧縮、文字の読みやすさを画像解析するものではありません。ピクセル数が十分でも、元からぼやけている画像は鮮明になりません。
まず試す改善方法
- 元のWebページやアプリを高い表示倍率で開く
- 必要な範囲だけを再度スクリーンショットする
- ブラウザの印刷機能やPDF保存が使えるか確認する
- 画像をA4全面ではなく小さく配置する
- 画像編集前の原本を残す
- 最終サイズで1枚試し刷りする
Webページの文章や表が目的なら、スクリーンショットよりブラウザから直接印刷またはPDF保存する方が、文字を鮮明に保てる場合があります。ただし、レイアウトや利用規約、個人情報の映り込みを確認してください。
小さい画像を無理に拡大しない
リサンプリングで幅と高さのピクセルを増やすと、輪郭が滑らかに見えることはありますが、元画像にない文字や細部は復元されません。AI拡大も重要な文字、数値、証拠画像を正確に再現する保証はありません。
内容の正確さが重要なら、次を優先します。
- 元の文書や高解像度画像を入手する
- アプリからPDFまたは高解像度で書き出す
- 読ませたい範囲を複数枚に分ける
- 印刷サイズを小さくする
文字を含む画像の注意
細い文字は写真よりも低解像度の影響が目立ちます。印刷前に100%表示で確認し、A4用の200 PPI目安である約1654 × 2339 pxも参考にします。詳しい計算はA4・200 PPI印刷に必要な画像ピクセル数で確認できます。
QRコードやバーコードは、ピクセル数だけでなく余白、コントラスト、印刷のにじみも読み取りへ影響します。重要なコードは実際の端末で試し読みしてください。
DPIを300へ変えても直らない場合
DPI欄だけの変更ではピクセル数は増えません。画像のDPIを300へ変更しても画質が上がらない理由を確認し、印刷サイズと元ピクセルの関係から判断します。
何度もJPEGで保存すると圧縮劣化が増えることがあるため、編集用はPNGや元形式で残し、配布用を別名で書き出します。