Windowsでファイル名を入力したときに保存できない、名前を変更できない、共有先でエラーになる場合は、まず名前に予約文字が含まれていないか確認します。拡張子やファイルの中身を変える前に、問題の文字だけを安全な文字へ置き換えます。
Windowsで使えない主な文字
Windowsの一般的なファイル名では、次の文字を使えません。
\ / : * ? " < > |
これらは、フォルダーの区切り、ドライブ指定、ワイルドカード、リダイレクトなど、Windowsで特別な意味を持つためです。全角の : や ? は別の文字ですが、受け取る相手やシステムによって扱いが変わるため、共有用の名前は日本語、英数字、ハイフン、アンダースコアを中心にすると安定します。
ファイル名チェックで確認する
Windows・クラウド・ZIPで使えるファイル名の確認方法を開き、対象の名前を拡張子ごと入力します。通常のWindows保存ならプロファイルは「基本」を選びます。
FILENAME_INVALID_CHARACTER が表示されたら、結果に示された文字を確認します。ツールは入力した名前だけをブラウザ内で判定し、実際のファイルを変更しません。
拡張子を残して名前を直す
たとえば 見積書:最終版?.xlsx は、次のように変更します。
- 変更前:
見積書:最終版?.xlsx - 変更後:
見積書_最終版.xlsx
最後の .xlsx はファイル形式を示す拡張子なので、そのまま残します。使えない文字を削除しただけで内容が別形式へ変わることはありません。
- 元ファイルを複製する
- エクスプローラーでファイルを選び、
F2を押す - 使えない文字をハイフンやアンダースコアへ置き換える
- 拡張子を維持して確定する
- ファイルが開くか、目的の場所へ保存・共有できるか確認する
文字を直しても保存できない場合
予約文字がなくても、次の原因で名前変更や保存に失敗することがあります。
CON、PRN、AUX、NULなどの予約名を使っている- 名前の末尾がピリオドまたは空白になっている
- ファイル名やフォルダーを含むパス全体が長い
- 同じ名前のファイルが保存先に存在する
- ファイルが別のアプリで開かれている
- 保存先への書き込み権限がない
予約名の問題はWindowsでCON・PRN・AUX・NULをファイル名に使えない場合、長さの問題はOneDrive・SharePointでファイル名やパスが長すぎる場合で切り分けます。
OneDriveやSharePointへ送る場合
OneDriveとSharePointでも " * : < > ? / \ | などは同期を妨げます。また、名前の先頭と末尾の空白や、末尾のピリオドにも制限があります。
ローカルで保存できる名前でも共有先に追加の制限があるため、「クラウド」プロファイルでも再確認してください。大量のファイルを一括変更する前に、同じ規則で1件だけ名前を直し、アップロードと再ダウンロードが成功するか試します。