Windowsで CON、PRN、AUX、NUL などをファイル名にすると、拡張子を付けても保存や名前変更に失敗します。これは破損ではなく、Windowsが装置名として予約しているためです。
予約名かどうかを確認する
「ファイル名チェック」に、問題の名前を拡張子ごと入力します。FILENAME_RESERVED_NAME が表示されたら、拡張子を除いた部分がWindowsの予約名と一致しています。
代表的な予約名は次のとおりです。
| 種類 | 予約名 |
|---|---|
| 基本 | CON、PRN、AUX、NUL |
| 通信ポート | COM1 ~ COM9 |
| プリンターポート | LPT1 ~ LPT9 |
大文字と小文字は区別されません。con.txt、Con.pdf、NUL.xlsx のように拡張子を付けても使用できません。
安全な直し方
予約名の前後に、内容を表す別の文字を追加します。
CON.txt→connection-notes.txtPRN.pdf→print-guide.pdfAUX.csv→aux-data.csvNUL.xlsx→null-values.xlsxCOM1.log→com1-port.log
単に拡張子だけを変更しても解決しません。ファイルの種類を表す拡張子はそのままにし、拡張子より前の名前を変更します。
ダウンロードやZIP展開で問題が出た場合
別のOSやWebサービスでは予約名のファイルが作成される場合があります。しかし、そのファイルをWindowsへダウンロードしたり、ZIPから展開したりすると失敗することがあります。
可能なら作成元で名前を変更してから、再度ダウンロードまたは圧縮してください。Windowsへ保存できていないファイルを、エクスプローラー上だけで直そうとしても変更できない場合があります。
共有相手へ依頼するときは、次を伝えると原因を切り分けやすくなります。
- 問題のファイル名
- Windowsで保存または展開できないこと
- 予約名以外へ変更してほしいこと
- 拡張子は変えないこと
予約名以外の警告も出る場合
同じ名前に使用できない記号や末尾のピリオドが含まれていると、複数の警告が同時に表示されます。その場合は、予約名だけでなく、表示されたすべての項目を直します。
共有前の全体確認はWindows・クラウド・ZIPで使えるファイル名の確認方法を参照してください。
直しても開けない場合
予約名を変更できれば、名前に関する問題は解消します。それでもファイルが開けない場合、原因は別です。
- 拡張子と実際の形式が違う
- ダウンロードが途中で終わっている
- ファイルが空または破損している
- 開くアプリが対応していない
- 保存先の権限がない
この場合は、名前をさらに変更せず、拡張子と実際のファイル形式を確認する方法で形式を確認します。